2008-02-23
昨日も渋谷パルコへ内装の打合せに.テナントへの出店は色々と制約が多いのでなかなか一筋縄ではいきません.
内装は店のレジカウンターなどの什器も含め、業者を使わずに現代美術作家の野田幸江と劇団金属の舞台美術製作チームで創るのがMETAL ADDICTIONの恒例行事の様になっています.
ディレクションは僕がしますが作家の表現にはできるだけ制約を課したくないので、余計にマニュアル通りにはいかず担当の方に無理な提案をしたり、、、.
店というのは自分の子供の様に(親になった経験が無いのでほんとうのところは解りませんが)可愛いものなんです.
逆に言うと真っ直ぐな愛情を注げる様に自分達なりの空間を間違えの無いように創るのは大事な一歩なんです.
オープンしてしまうと僕たちの手を離れお客さんの「場所」になるから、独断と偏見で一方的な愛情を注げるのは今のうちしかないのです!?
サナダ タケシ
2008-02-21
僕の周辺は子供が溢れています.1歳にも満たない赤ちゃんから、小学校一年生まで.比較的ほんとう意味で子供とされる年齢の子供達が大半です.
その中の一人に三歳になる女の子がいるのですが、最近やっと普通に会話出来るようになってきていて面白くてたまりません.三歳児なのに駆け引き上手で、甘えてみたりすねてみたり泣いてみたりあの手この手で自分の主張を通そうと大人達を翻弄します.
お父さんやお母さんが離れて少しのあいだ僕と二人で話している時は何故お父さんをあだ名で呼ぶのか?などとまともな疑問をぶつけてきたりするのですが、あまりにまともな事を言い出すのでこちらが「え?」と目線を合わすと「やばい、子供ぶってるのがばれる....」と言わんばかりに目をそらし「なんちゃって」的に話しをごまかしたりします.
その後、お父さんが現れると甘えた声で不思議な事を言って笑いを誘ったり.
子供に接していて飽きないのは子供と大人に体の大きさ以外なにも差がないからなのかも知れません.
サナダ タケシ
2008-02-15

蝶々の羽根のリバーシブル・パーカー入荷しました.
METAL ADDICTION
2008-02-15


刺繍入り春物コート、ボリュウムのある刺繍はよく見ると....
現代美術作家 野田幸江の絵画よりおこされた隠し絵の様な刺繍.
METAL ADDICTION
2008-02-15


ガーゼ生地のビッグサイズ刺繍入りショール.
入荷直後に品薄状態の人気商品.現在、追加生産中.
在庫については、お問合せください.
心斎橋店 06-6251-6281
METAL ADDICTION
2008-02-15

シャーリング・パンツ入荷しました.
METAL ADDICTION
2008-02-14

シャーリングで柔らかなシルエットのブルゾン.同じコンセプトのパンツも.
METAL ADDICTIONの春物新作が続々入荷しております.2/23(sat)〜2/29(Fri)までの期間に08年SS新作をお買い上げ頂きましたお客様には、オリジナルノベルティーをご用意しています.
みなさまのご来店スタッフ一同お待ちしております.
METAL ADDICTION
2008-02-14
出張先の大阪でのはなし.
十年来の友人と一年ぶりに会いました.一年前に会ったのは10分程立ち話程度.突然、近々大阪にくる事があるなら必ず飲みに行くぞ!といきなり決定事項を突きつけられ、どんなテンションでどんな話しをしてくれるのかと好奇心の塊になってしまった僕は大阪に着くと早々に飲みに行く場所と時間を決めました.
今は30歳を過ぎてから始めた極真空手に夢中(?)で、小学校1年生になる娘がいる良いお父さんです.彼は僕より先輩で、知り合った頃は自動車の修理工をしながら仲間内のファッションイベントではモデルを頼まれたり、小説 映画から音楽までなんでも詳しいちょっとした文化人.
そんな彼はその空手の稽古終わりで現れて80年代や90年代、自分達が10代〜20代の頃のロックシーンについて話し出し、久々のハーモニー・コリンの新作を観たいとか野外ロックフェスに何年前に行ったけど一人で行ったら最悪やったとか、一通り話した後「たけしは最近どうなん?」と話しを振ってきました.
僕は今夢中になっている「こけし」の話しを事細かくしたのですが、彼はその話しにインスパイアーされたかの様に稽古着の入った大きなバッグの中をごそごそと探りだしました.
そして、彼が取り出したのが「鳥羽国際秘宝館・SF未来館のすべて」という何ともカルトな写真集.B級、ゲテもの、エログロ・ディズニーランド!?、お色気観光テーマパーク!?.本のアンダーグラウンド・カルチャーの聖地(???)で現在は無くなってしまった元祖秘宝館の在りし日の写真集です.
僕もその存在を知ってはいましたが、その写真集で観られる常軌を逸した世界観には嫉妬すら覚える程でした.その後は秘宝館の初代の社長である松野正人氏に対する賛美と賞賛、日本の文化の奥深さ(?)についての会話に終始したのは言うまでもありません.
言葉では伝えきれないので、機会があれば是非手に取ってみてください.
しかし、一年ぶりに半ば強制的に会おうと言ってきてくれた友人の目的が秘宝館の写真集自慢(?)だったとは....友人は大切にしないとアカンとつくづく思いました.
サナダ タケシ
2008-02-11
渋谷パルコ出店を控え東京滞在がほとんどを占めてきているのですが、エスモード・ジャポンという洋服の専門学校の卒業製作の審査員をさせてもらっている関係でこのあいだ久しぶりに大阪へ行きました.
新しく就任した橋下新知事が話題を呼んでいる大阪ですが、スタッフや友達からもその話題がちらほら.大阪の不況の打破を高々と叫び、肩に力が入りっぱなしの新知事に僕だけが知っている大阪が良くなる方法を教えましょう!?
それは、大阪都市部を流れる川の水を美しくして、ちゃんと流れるべくトコロを流し、流れ着くべきところに流す事です.
METAL ADDICTIONの店や事務所の近くには「橋」や「堀」などかつて川があったであろう事を連想させる地名が沢山あります.
しかし、実際見る事ができるのは道頓堀という油の浮きまくったどぶ川と呼ぶのもおくがましい大きな汚れた水たまりだけ.その他は影もカタチもありません.
なぜ僕が大阪の現状打破に「水」を注目したかというと、去年一年、ラフォーレ原宿さんや渋谷パルコさんで限定ショップを何度かさせて頂いたのですが、渋谷の朝、区役所から公園通りを下る時の空気の軽さやキラキラした感じが奈良や京都の山や森のそれにとても近いと感じた事からはじまります.
もちろん、本物の森とは別モノですが景色はビルの建ち並ぶ都会然とした風景なのに、この清々しい感じは何やろか?と気になっていました.
その時、渋谷の駅にあまり使い勝手の良くない「地下道」があるという話しを聞いたのです.
目的の場所に行くには、一度階段を下りてもう一度階段を上がらなければならず、かなり不便なつくりになっているのだそうで、その上に建っている百貨店も丁度その部分に道路が通っていて百貨店自体が2つの建物に別れているのだそうです.
なぜ、百貨店も地下通路も「そこ」を避けて設計されたのか?
それは「そこ」に渋谷川という川が流れているからだったのです.
人が多少不便な思いをしたとしても、もともと流れていた渋谷川の流れを残そう!と言えばエエかっこしただけの美談ですが(それでもエエけど)、実は渋谷はその名の通り「谷」になっていて大雨が降ったりすると水の逃げ場が無くなりとんでもない洪水になり、その水を逃がす為に「渋谷川」を残こす必要があったと言うのが本当のところだそです.
とにかく、結果は結果.「渋谷川」は地表から地下へ移ったもののその流れを残す事となります.
そこで本題に戻りますが「水」が流れるという事は、空気が流れるという事、いつも新鮮で新しい「気」がある状態になります.人は無意識にその新鮮な「気」を求めてが集まり、活気が生まれ人が流れ始めます.
そう、大阪不況の元凶は川を埋めて、水を汚し川を埋め立ててしまった事だったのです!!! まあ、何十年も前からやってきたことなんでが...
もし、橋下新知事が大阪に活気を戻したいと本気で思っているのなら、大阪の繁華街の埋め立てられ、流れを失った川をもう一度元の姿に戻す努力をしてみるべきです!?
サナダ タケシ
2008-02-09
最近、何か特別新しいものに興味がわかない.でも、ネガティブな気分ではなく、とても前向きな感じでなんやったらここ数年で今は一番気が充実していて楽しんでいます.
上手く言えないのですが、自分の手の届く範囲の小さな世界が楽しくてしょうがない.10代や20代前半に狂った様に聴きあさっていた海の向こうの音楽や映画、ここのところホントに触手が動きません.
時々電話で話し、時々メールでやりとりして時間が合えば一緒にご飯食べてるそんな友達の作る音楽や詩や絵なんかが今の僕の人生をほんとうに豊かにしてくれています.
世代が違っても同じ日本の文化の中で育ち同じような原風景を持った友人達から出て来た作品は心地よく、自分を創作に向かわせてくれます.
原風景とは記憶の底にいつまでも残り、何らかの形でこだわり続けることになる幼少期のイメージや風景のこと。そして僕自身の沢山の原風景の中にあったモノの1つが「こけし」だったのです.
すごい おばあちゃんっ子だった僕は大阪の守口というところで花屋をしていた祖母のうちへ週末家族で行くのをとても楽しみにしていました.商売をしている祖母は孫の相手ばかりもしておられず、薬局でもらったソフトビニール製のキャラクターのキーフォルダーや、銀行でもらった昆虫のカタチのバッチなどおおよそ子供が喜びそうなモノを与える事でその愛情を証明してくれていました.ただ、それがいつも座っているコタツから立ち上がらずに手の届く範囲にあるモノだったのです.
コタツに向かい合う様に置かれて、一番上に小さなテレビがある緑のカラーボックスの真ん中の段にあったのがその「こけし」で、記憶を元に調べると首を回すと音がなる鳴子系と言われる宮城県の鳴子温泉で土産として売られている「こけし」でした.東北に温泉旅行に行く余裕など無いはずの祖母のうちに何故宮城県の「こけし」があったのか、どのような経緯を経て祖母のうちのカラーボックス中段に置かれることになったのかは今や知るすべもないのですが、僕の大切な原風景になったのは間違えありません.
さらに続く....!?
サナダ タケシ
2008-02-05
最近、とても気になるアイテムがあります.
アイテム?というか、「こけし」です.
そう、おばあちゃんの家に遊びに行ったら必ずあるあのベタな民芸品.
気になったらとことん調べないと気が済まない根っからのオタク気質の僕は「こけし」について調べ倒しました.
こけしは日本全国的に知られるベタ中のベタな民芸品にも関わらず、なぜか産地は東北地方に集まっていています.創られる地域によって幾つかの系統に区分され、伝統的なこけしを作られている方達を工人と呼ぶそうです.(僕の産まれた奈良県では一刀彫の民芸品があるのですが、こけし的なものはありません....)
宮城県の白石市というところで、全日本こけしコンクールという言わば「こけしフェス」が行われています.今年開催されれば50回目の「こけしフェス」.年一回の開催であれば祝50周年の記念の「こけしフェス」です!?
白石市観光協会のサイトによれば15〜20年前に比べたら出品数が1/2になっているとのこと、このままでは「こけし」は絶滅危惧種です!!!!
続く....
サナダ タケシ